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第3回【講談師】本牧亭  神田阿久鯉  氏 バックナンバーを見る
神田阿久鯉




神田阿久鯉


真打  神田阿久鯉

平成8年12月に三代目 神田松鯉に入門して12年。
平成20年5月 真打に昇進。

【真打に昇進しての抱負】
  『講談を知らない人がまだまだ沢山居るのは事実です。
  若い人達にも講談の魅力を広めていける様に手探りで
  はありますが日々精進し、頑張ります。』

【講談の世界】
  講談の世界は、師匠と弟子で成り立っている。
  阿久鯉氏も現在の師匠 松鯉氏の高座を聞き、弟子入りを決意。
  平成8年12月『神田松鯉一門』に入門することとなる。所属は
  『日本講談協会』。
  講談師は、基本的には個人営業である為、会社に属するイメージ
  とは異なり、一門は『家族』に似ているという。
  一門に入門する意味合いは、弟子の育成や芸の伝承のためである。
  最初『見習い』から始まり、『前座』『二つ目』『真打』の順番
  で昇進する制度になっている。
  人生に例えるなら『二つ目』までは未成年。『真打』でようやく
  成人を迎えて一人前と認められる。
  また、『神田阿久鯉』と記載されていると『神田』が苗字である
  と勘違いしやすいが、講談の世界では『亭号』と呼ばれていて
  師弟らを一門とみなした呼び名である。

【講談師(講談)の魅力】
  一つの話しを最初から最後まで講談師一人で読み伝えることで
  お客様を魅了出来ることが最大の魅力。
  舞台役者や俳優と異なる魅力があり、日本の伝統文化である「講談」
  という話芸は先人が築きあげてきた財産であると阿久鯉氏はいう。
  
  そんな阿久鯉氏は、『連続物』を読むことに『こだわり』を持って
  いて後世に残していきたい芸であると力強く語ってくれた。
  『連続物』は俗に言う『連続ドラマ』に似ていて、一席で完結する
  話しではなく、例えば十席で一つの話しとなる講談である。
  次はどうなるの?誰が犯人だ?など気になる展開の話しを読むこと
  が出来て、読み手も聞き手も楽しむことができるのだという。
  是非一度 阿久鯉氏の『連続物』を聞きに足を運んでみて下さい。

【はり扇】
  講談では、出囃子もなく最初から最後まで音がない。
  その代わり、読み手のリズム、話しの間などではり扇で音をだし、
  話しに臨場感を出している。
  はり扇を叩くタイミングに決まりはなく、同じ話しでも読み手に
  より全然違うものとなるため、講談を聞く際に注目して聞くのも
  楽しみ方の一つではないだろうか。
  阿久鯉氏が叩くはり扇の迫力は一見の価値あり。


<阿久鯉氏についてもっと詳しく知りたい方>
  『阿久鯉の滝のぼり』 http://www4.ocn.ne.jp/~aguri/
  『日本講談協会』http://www.j-kodan.com/

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